30-03-2007
朽ちた観覧車のゴンドラで-犬と山羊

「えー、本当に学校辞めちゃうの?そうしたらどうするの?」
「だってさあ、ほら・・・ねえ?すごく居辛いじゃん、学校。
 今バイトやってるし、学校辞めた後はバイトしながら色々考えたいよ」

思い出の場所は知らず内に廃墟となり、思い出にすがる奴は朽ちた場所の中で
好きだった人との会話をひとりで何度も繰り返してばかり。前には進めない。
綺麗に壊れた小さな空間、色を失くした町。無造作な植物で美化された思い出。
植物を燃やし尽くしこの場所を取り壊すのも、このままひとり廃墟に蹲り続けるのも本人次第。

「自分達っておかしいみたいだから、もう関わらない方がいいんじゃない?」