-我楽多飯店用心棒-
世界観:2323年/サイバーパンク調九龍城「ネオ・クーロン」。無機質な高層ビルが所狭しと建っている。
この世界は上下2分されていて上には人や、それに仕える獣たちが暮らしている。
下は役に立たない獣達の住処。上の街-不夜城/下の街-常夜城
人に仕える獣:人の役に立つ為に造られた人の姿に似た獣。
兵士として造られた者や、家事などの手伝い用、重労働をさせるために作られた者が存在する。
姿は、イヌ科やネコ科の動物を模した者が多い。
役に立つ獣は上の街で人々のために働いているが、役に立たない獣達は、
以前は廃棄処分されていたが現在では町の最下層へ送られそこで暮らしている。
作られた獣達は機械だが、体の組織や内臓器官は生物のものに極めて近い。頭部だけが機械仕掛け。
後頭部にはHDDが搭載されていて、それでものを考え、自分の意思で行動する。
魂:頭部に埋め込まれたHDDの事。造られた獣達は生物に似せられて造られているが、所詮は機械。
魂を持っていない彼らは、頭部にあるHDDを魂と呼んでいる。
一度頭部に埋めこめられたチップははずす事が出来ない。
我楽多飯店:街の最下部に存在する宿屋・料理屋。太陽の光が届かず、冷たく薄暗い街の中で唯一明るく、暖かい場所。
料理は中華や和食、洋食となんでもあり、店主のオリジナル料理も評判が良い。
ここには飯を食いに来る者の他にも話し相手を求めやって来る者や用も無いのに来る者、
店主に交際を求める男たちが大勢やって来る。
荒くれ者も多く、店内での喧嘩は毎日の事だし、3日に1度は強盗がやってくる始末。
その度に店主は自分ひとりでトラブルを解決していたが流石に面倒になったのか、
前科は持っているが金や棲家を持たない3人組を、住み込みで雇う事にした。
以前は料金は後払い制だったが、食い逃げや、レジから金を盗む馬鹿が居たので食券制になった。
我楽多飯店用心棒:犬、猫、狐の3人組。路頭を彷徨っている所を飯店の店主に拾われ、住み込み用心棒をすることになった。
1人1部屋与えられ、食事が只で出来る。給料とかは無し。
-登場人物-
フェリス・カートゥス :緑の瞳の灰色の毛並みをした猫。背が高く、スタイルの良いメスの姿をしている。
が、中身はオス。製作会社のミスによりメスの体にオス用のHDDを埋めこめられた。
家事用に造られ、与えられた仕事は上手にこなすが勤め先の若い娘に手を出し、最下部送りに。
趣味は刃物集めとPCでエロサイト閲覧。飯店では用心棒兼料理係。
セタ・サパハ(瀬田) :赤い瞳の黒犬。オス。もともと兵士用として造られたのでがっしりした体系。物腰の柔らかい好青年。
趣味は銃器収集。施設で銃の腕前はbPだったが実戦では全く役に立たなかったので最下部行きになった。
飯店では用心棒兼皿洗い兼券売機の管理。
ユウヒ :黄色い瞳、黄色い毛並みの狐。見た目は子供。子供の話し相手になるために造られたが、自分勝手で、恐ろしく口が悪い。
その他にも問題があり過ぎた為最下部送りに。
兎に角喧嘩っ早く自分の思い通りに行かない事があるとすぐ足蹴りを相手に食らわす始末。
特技は格闘術。好きなものは金とブランド物のバッグ等、高級品。
飯店では用心棒兼レジ係だったが、レジから金を盗っていることが発覚した後は掃除係に。
アサヒ :我楽多飯店の店主。薄暗く冷たい街に暖かい場所を作ろうと開業した。ユウヒの姉。
背が高く、顔立ちやスタイルが良い為、彼女を求めて店をやってくる者が多い。明るく、姉御肌。
------------------------------------------------------------------------------------------------------
「セタ・サパハ」はアイヌ語で「犬の首」。「セタ・カムイ」が「犬神」で、「ウォセ・カムイ」が「吼える神」オオカミのこと。
「フェリス・カートゥス」は猫の学名だったはず。多分。
「我楽多」は「ガラクタ」の当て字。
どうしようもないクズで人間には見放されたガラクタだけど、「我は楽しいことが多い」で、「我楽多」
世界観はドラえもんみたいな感じ。人を堕落させるために作られた機械達。
役に立たないクズはスクラップにされていたけど、今では日の当たらない、雨すら届かない暗い地上で生活できる。