11-04-2006(14-04-2006/絵修正)
救世会教祖山羊-シガツ

MechanicalAnimals-山羊屋億年堂(救世会)
山羊シガツ。「我楽多-」の話の中できっと一番臆病なやつ。
生まれつき頭の機械に欠陥があり、上手く言葉を発する事が出来ずそれに苦しんでいる。
感情の起伏が激しく、気持ちが昂ぶっている時・調子のいい時はどんな事だって出来るけれど
気が静まっている時は酷く臆病で、他者の目を見ることも話すことも満足に出来ない。

いつも自分を慕っているクガツに対し酷い仕打ちをしているが、気が静まって落ち着くと自分がしたことに後悔している。
そして傷ついたクガツを抱きしめ、ゆっくりと、はっきりと口を動かし優しい言葉で慰める。
クガツは鞭の後の飴に弱く、酷い事をされた後抱いてくれるのがとても嬉しいのでいつも何をされても抵抗したりしない。
シガツの心の中の事を少し理解しているし、自分の存在が役に立っている事が嬉しかったりする。

シガツは最後、やりすぎてクガツを壊してしまう。
壊す気なんて全く無かったのに動かなくなってしまい、動かなくなったクガツの体を抱きしめながら長い事泣いていた。
泣いたのは常夜城に来てから初めての事だった。
自分がこんな風になってしまったのも、クガツを壊してしまったのにも全て人間に原因があると思い、人間に対する憎悪を募らせている。


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頭蓋内の機械に障害を持って生まれた牡山羊、シガツ。
生まれたくなかったのに造られ生まれさせられて、障害のせいで苦しみ、その挙句人間に処分されようとしていた。
人間に絶望していたが、引き取ってくれると言う人間が現れ処分されずに済み少し安心した。
しかしそれは長く続かなかった。
引き取り先は獣姦屋で、そこでは食料も水も満足に与えられず、人間の性欲処理の道具としてしか扱われなかった。
自分に対する憎悪、生まれたくなかったのに自分をつくった親に対する憎悪、全ての人間に対する憎悪が爆発した。
その店の自分を犯した人間の男を全て殺し、そして犯し てそこから逃げ出した。
次は自分をつくった親を殺そうと流星堂本社に侵入するが願いが叶う前に取り押さえられてしまう。
機械が人間を殺した罪、子が親を殺そうとした罪でシガツはスクラップにされることになったが、処分執行直前に脱走、行方を晦ます。
山羊は下の街、常夜城に逃げ込んだがどうやってここへ辿り着けたのか、自分でも分からない。
タワーを媒介するしか方法は無いはずなのにタワーを使った覚えは無い。

常夜城にも上の街、不夜城の情報は伝わってくる。
山羊が常夜城に来て長い時間が過ぎた頃、人間共を殺して廻る狐獣人の存在を知った。名前はニガツ。
その狐は、自分が殺せなかった親を殺してくれたらしい。それを知って以来山羊は狐を神と崇め始めた。
自分と同じように、人間に恨みを持った獣たちを集め始めたのもこの頃の事。
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長い事男に犯され続けてきたせいか、逆に男を犯して支配欲を満たす事でしか快感を得られない。
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体の毛はもともとは真っ白。救世会をつくり始めた頃に、対極図/陰陽模様に染めた。
黒の中の白、白の中の黒。獣の中の人間、人間の中の獣。生物と機械。
バランスを崩し、人間のいない獣だけの世界にすることが出来たらまた全身白に戻す。